第二次世界大戦とは?
(2002.10.29作成)
(2003.07.06手直)
(2006.05.06手直)
(2008.03.01追加)

〜とりあえず、思いついたことを書きます、随時必要に応じて手直していく予定です〜

 第二次世界大戦とは、文字通り全世界を巻き込んだ大戦争で、期間的に言えば、1939年9月1日のドイツのポーランド侵攻に対し、同年9月3日に英仏が対独宣戦布告をした日から、ヨーロッパでは、1945年5月8日のドイツ降伏文書発効、アジアでは1945年9月2日の降伏文書調印(即日発効)(戦闘については、1945年8月15日のポツダム宣言を受諾する旨の昭和天皇の国民向けラジオ放送(いわゆる玉音放送)でほぼ終了(ちなみに連合国への受諾回答は前日8月14日)。)までを指します。
 この大戦では世界の49カ国が戦闘に参加、合わせて動員兵力 1億1000万人という未曾有の規模でありました。
 いままでの戦争とはいろいろな点で大きく違い、大きく分けて、

1.戦闘員より、非戦闘員(民間人)の死者が同等または多かったこと。(ある推計では軍人戦死者2700万人、民間人死者2500万人)
2.原子爆弾という究極の大量破壊兵器を生み出したこと。
3.総力戦であり、一方の国が徹底的に破壊されない限り戦争が終結しなかったこと。
4.第一次世界大戦のような経済的利害の衝突だけではなく、第二次世界大戦は、民族、イデオロギーの衝突でもあり、これが民族迫害という悲劇をもたらしたこと。

などが上げられます。
特に、1.について詳細に言えば、死者数だけを見れば、総数は5000万人から6000万人にのぼり、主なものだけをピックアップして見ても、目を覆うばかりです。

ソ連人1000万人〜2000万人
中国人 注)1000万人以上
ユダヤ人600万人
ポーランド人500〜600万人
ドイツ人450万人
日本人
(1937年7月からの数)
310万人
アメリカ人30万人
イギリス連邦60万人
フィリピン110万人
インドシナ200万人
インドネシア200万人
注)この戦死者は、政治的な思惑から毎年ごとに大幅な上方修正がなされ、また中共内戦の被害者も含まれる可能性が高いので、実際の正確な数字は不明である。

 また、重要なことはこの第二次世界大戦は、ヒトラーという誇大妄想にとりつかれた野心家が一人で引き起こしたまさしく「我が闘争」であったことです。
(文責 館長)

(参考)日米開戦時の日米国力比較

●新庄大佐による1941(昭和16)年の日米国力分析結果
物  品 アメリカ 日米比率
鉄鋼生産量 9,500万トン 1:24
石油精製量 1億1,000万バレル 1:80
石炭生産量 5億トン 1:12
電力 1,800万キロワット 1:4.5
アルミ生産量 85万トン 1:8
航空機生産機数 12万機 1:8
自動車生産台数 620万台 1:50
船舶保有数 1,000万トン 1:1.5
工場労働者数 3,400万人 1:5
出典:開戦通告はなぜ遅れたか:斉藤充功、新潮新書

●石油関連数値日米比較(1941(昭和16)年)
  日本 米国 日米比率
原油生産量(万バレル/日) 0.52 383.6 1:738
人造石油生産量(万バレル/日) 0.33 - -
石油精製能力(万バレル/日) 9.04 465.8 1:52
原油処理量(万バレル/日) 4.93 389 1:79
液体燃料在庫量(万バレル/年) 4,300 3億3,500 1:7.8
精油所1日1人当精製量(バレル) 4 53 1:13
出典:米国戦略爆撃調査団石油報告

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