ドイツ焦土化作戦(いわゆる「ネロ指令」)



 発国防軍最高司令部(作戦本部) テレプリント 1945年3月20日

 主題「帝国領の破壊に関する件」

 我が国民の生存を賭けたこの戦いは、帝国領内の全ての資源を徹底的利用することによって我が敵の戦闘力を弱め、再び肉薄、出血を強要している。敵の攻撃力に直接間接に決定的打撃を与えるため、あらゆる措置を講じなければならない。輸送機関、通信設備、産業施設、補給所等、これまで破壊されていないもの、あるいは一時休止の状態にあるものが、失地奪回の暁には、再度我々のために役に立つとする意見は誤りである。敵は撤退するとき、住民のことは全く念頭になく、焦土しか残してくれない。以上に鑑み余は次の如く命令する。

1)軍用輸送機関、通信手段、施設、産業施設及び補給所と、敵に即刻あるいは近い将来利用される帝国領内の資産は、すべて破壊する。

2)この破壊実行責任のあるものは、次の通りである。
・軍指揮官
 軍事当局下にある交通施設及び通信施設を含めた軍事目標
・地区指導者及び帝国防衛委員
 全ての工業施設及び補給施設及び価値のあるすべてのもの

3)これら命令は、すべての部隊長に早急に告知され、この妨げとなる命令は無効となる。

署名 アドルフ・ヒトラー

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