◆69 「スターリン似は辛いよ」


ロシアの秘密警察がスターリンによく似た不審な男を発見した。
これは明らかに危険である。なぜなら、彼がスターリンを真似ることで
結果としてどんな危害が生じるか想像もつかないからだ。
秘密警察のチーフであるベリアはスターリンに報告し、その指示を仰いだ。
「なぜ、すぐに彼を撃たないのだ?」
スターリンは言った。
「はっ。閣下。しかし、すぐには決めかねるというか、その・・・」
「しかし?。しかし、とは何だ。はっきり言わないか!」
「我々の間には隠し事はないはずではないか!」
「わかりました。で、では申し上げます。」
ベリアは口ごもりながら言った。
「実は、その男は口ひげをたくわえておりまして・・。」
「口ひげを剃った顔が、閣下にそっくりなのであります!」
「それでは君に貴重な意見を提案しよう。」
スターリンはベリアに言った。
「まず、その男の口ひげを剃れ。そうして・・・」
「そうして?」
「撃て。」
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