◆57 従順すぎるのも考え物


スターリンが死ぬ数ヶ月前のことである。
死を悟った彼は,自分の半生を振り返り,これまで自分のしてきたことを心から恥じ入り,大衆の手でリンチを受けることで,罪を
償いたいと思ったのである。

スターリンは,側近のフルシチョフの手を借りて,赤の広場の演台に立ち,ことさら群衆を侮辱する演説をした。
「同志諸君。私は,働きの悪い君たちの賃金を50%に減らすことにした。」
彼は目を閉じた。怒り狂った大衆が怒号を上げて押し寄せてくることを期待しながら...しかし,わき起こったのは,割れんばか
りの拍手。
「革命万歳!同志スターリン万歳!」

「同志諸君。私は君たちへの食料と薪の配給を50%に減らすことにした。」
しかし,答えは,さらに熱狂的な歓声と拍手だった。
「共産党万歳!我らが敬愛する同志スターリン万歳!万歳!」

ついに,スターリンはこう叫んだのである。
「どうしようもなくバカな同志諸君。わしのケツでも舐めたまえ!」
そして,スターリンは,今度こそ,興奮した群衆が何かを口々に叫びながら演台に押し寄せてくるのを見た。
・・・かすかに微笑みながら目を閉じたスターリンの耳に,あわてふためいたフルシチョフの声が聞こえた。

「ものすごい数の群衆が同志のお尻を舐めようと押し掛けてきています。早くパンツをおろしてください。」

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