●最高神祇官(ponteifex maximus)


(共和政時代)
 かつて、王政時代の王が持っていた宗教に関する権限を継承する。古代ローマでは政教分離であり、また世襲の祭司階級などなかった(名門貴族がこれを担当)ため、いわゆる名誉職であり、実質的な権限を有してはいない。任期は終身であった。


(帝政時代)
 紀元前13年、最高神祇官であったレピドゥスの死去のとき、アウグストゥス帝が彼から引き継いだ。その後、歴代皇帝は即位時に(その職務とともに)引き継いだ。初期のキリスト教徒の皇帝たちの時代もずっと用いられたが、383年、グラティアヌス帝によって廃止された。

トップローマの官職(共和政期)>最高神祇官
トップローマの官職(帝政期)>最高神祇官